内臓はイラストで見た方がいい、と思う。
どうも、アナグラズです。
バタバタしていて更新できませんでした。
内臓のイメージってしにくいですよね。
そうそう目の前に内臓が置いてあるなんて状況があるわけでなしに。
ましてや細胞の観察なんてなかなかできる機会はありません。医学部でもない限り。
実物を見るとグロテスクだったりして、人によっては気持ちが悪くなることもあるでしょう。それでも解剖実習があるならば参加するべきだと思います。
とはいえ、解剖実習なんて鍼灸専門学校でカリキュラムに組み込まれているところはおそらくあまりないし、母校ではオプションでお金も掛かったので自分はやってません。やりたいですけど。
なので、画像やイラストで覚えるわけですが、イメージをつけるためにはイラストのほうが受け入れやすいと思います。
さて、そんなこんなで今回紹介する本は旧版がベストセラーの『からだの地図帳』。
専門書というよりも家庭用寄りという感じですが、その分とてもわかりやすい。
専門学生なら、授業の副読本として使用できるでしょう。
イラストが豊富で、臨床の現場では患者さんへの説明に重宝します。
各臓器に関する疾病についても触れられているため、「あ、これは案外知らないことだなぁ」と感じることもちらほら。
筋と骨格の関係を大まかに整理するのにも十分使えます。
ただし筋の付着部とかを覚えたいときには向きません。
内臓系の知識整理にはとても役立つ一冊ですね。人体のイメージを頭に形作りたいときは超絶オススメです。
『新版 からだの地図帳』佐藤達夫 監修(講談社 2013年)
【GOOD】イラストが豊富で解説がわかりやすい。価格も4000円と割と安い。一冊あると復習もできる。内臓のイラストが実物大で掲載されている部分もある。
【BAD】旧版から抜け落ちている部分もあり。A4変形なので少しかさばる。情報量が多いので必要な項目を探しづらいかもしれない。
と、今回はシンプルに。
どうしても解剖学系のオススメが多くなるのは、自分が苦手だったからです、はい。